さようなら「おうみんち」の朝ごはん 〜 再開を願って 〜

2024年5月31日

琵琶湖の南、近江盆地に広がる田んぼに囲まれた「おうみんち」は、地域の農産物の直売所とレストランが併設された、まさに種から食卓まで楽しめる食育テーマパークです。マスコットキャラクター「おうみん」の家をコンセプトにしたこの施設は、訪れる人々に日々の豊かな暮らしを体感させてくれます。

さようなら「おうみんち」の朝ごはん 〜 再開を願って 〜

「おうみんち」の朝ごはんは、その象徴とも言える存在です。わずか550円で提供されるこの朝食は、近江米の炊きたてご飯や具だくさんの味噌汁、琵琶湖産の新鮮な魚を使用した煮物など、多彩なメニューが特徴です。

さようなら「おうみんち」の朝ごはん 〜 再開を願って 〜

特に地元のお母さんたちが手作りする「日々のおかず」をコンセプトにした料理は、どれも温かみがあり、食べる人の心を満たします。

さようなら「おうみんち」の朝ごはん 〜 再開を願って 〜

朝食メニューは日替わりで、毎日約7、8品がずらりと並びます。野菜は隣接する直売所で毎朝仕入れているため、常に新鮮な状態で提供されます。健康的で美味しい朝ごはんは、多くのファンに愛されてきました。

さようなら「おうみんち」の朝ごはん 〜 再開を願って 〜

施設内では、農業体験ができる畑も広がっており、子どもから大人まで楽しめるさまざまなアクティビティが用意されています。地元の農産物を使った漬物やジャムなどの手作り加工品も豊富で、生産者のぬくもりが感じられる商品が並びます。また、ホタル印が目印の「モリヤマメロン」の産地としても知られ、毎年5月の贈答用メロン予約解禁日には800人もの行列ができるほどの人気です。

さようなら「おうみんち」の朝ごはん 〜 再開を願って 〜

ジェラートの種類はなんと110種以上あり、季節の農産物を生かした自家製スイーツも豊富です。特に、茹でたなばなを練り込んだ「なばなジェラート」など、ここでしか味わえない変わり種も多く揃っています。

さようなら「おうみんち」の朝ごはん 〜 再開を願って 〜

しかし、残念なことに「おうみんち」の朝ごはんは、2024年5月31日をもって終了することが決定しました。多くのファンに惜しまれながらの終了となりますが、その魅力を忘れず、いつか再開されることを心から願っています。

さようなら「おうみんち」の朝ごはん 〜 再開を願って 〜

地元の新鮮な食材と、お母さんたちの愛情が詰まった朝ごはん。またこの素晴らしい朝食が楽しめる日が訪れることを、多くの人が待ち望んでいます。

さようなら「おうみんち」の朝ごはん 〜 再開を願って 〜