電子書籍サービス「ブックライブ」は、幅広いジャンルの書籍をクーポンやポイントでお得に楽しめる点で人気です。しかし、その評判や実際のユーザー体験からは、さまざまなメリットとデメリットが浮かび上がってきます。本記事では、ブックライブの特徴やユーザーの声をもとに、その全貌を明らかにします。
ブックライブの主なメリット
1. クーポンガチャでお得に読書
ブックライブの最大の魅力は、毎日1回回せる「クーポンガチャ」です。これにより、割引率の高いクーポンを手に入れやすく、多くのユーザーから好評を得ています。クーポンの割引率は10%から50%まで様々で、特に全作品対象のクーポンが当たると大変お得です。
2. 幅広いジャンルの取り扱い
ブックライブは、漫画、小説、ビジネス書、雑誌、写真集など、多岐にわたるジャンルを網羅しています。特に漫画好きのユーザーから高評価を得ています。ジャンルごとの作品数も豊富で、少年漫画、少女漫画、ライトノベル、ビジネス書など、それぞれのジャンルで最新作から名作まで幅広く取り揃えています。
3. Vポイントが貯まる・使える
購入金額に応じてVポイントが貯まり、次回の購入に利用できるため、普段からVポイントを利用している人にとって大きなメリットです。Vポイントは、書籍購入以外にも、提携する様々なサービスで利用できるため、生活の中で貯めたポイントを有効に活用できます。
4. クラウド本棚で便利な管理
ブックライブのクラウド本棚機能は、5,000冊の書籍をクラウド上に保存できるため、複数の端末で同じ書籍を簡単に管理・閲覧できます。クラウド本棚は、読書履歴やしおり、メモなども一緒に保存されるため、どのデバイスでも一貫した読書体験が可能です。
5. 無料作品が豊富
ブックライブでは10,000冊以上の無料作品が会員登録なしで読めます。これは、新しい作品を試し読みしたいユーザーにとって非常に便利です。無料作品には、期間限定で公開される話題の新作や、過去の名作なども含まれており、気軽に様々な作品に触れることができます。
6. 多彩な支払い方法
クレジットカード、スマホ決済、キャリア決済、Vポイントなど、多様な支払い方法が用意されており、ユーザーの利便性が高いです。特に、PayPayや楽天ペイ、LINE Payなどのスマホ決済に対応しているため、スマートフォンでの簡単な操作で支払いを完了できます。
ブックライブのデメリット
1. 一部のMacはアプリ非対応
ブックライブのアプリは、一部のMacでは利用できません。これにより、Macユーザーから不便との声が上がっています。特に、古いバージョンのMac OSを使用している場合や、M1チップ以前のMacでは、アプリが動作しない場合があります。
2. 専用端末Lideoのサービス終了
2020年に専用端末Lideoのサービスが終了したため、かつての利用者からは残念だという意見が聞かれます。Lideoは電子書籍専用の端末で、多くの愛用者がいましたが、サービス終了に伴い、端末のサポートも終了しました。
3. 活字本の取り扱いが少ない
ブックライブは漫画に比べて活字本の取り扱い冊数が少ないため、活字本を中心に読みたいユーザーには物足りないかもしれません。特に、専門書や学術書、技術書など、特定の分野に特化した書籍が少ないと感じるユーザーもいます。
4. ポイント還元率が低い
他の電子書籍サービスと比べて、ポイント還元率が高くないため、頻繁に購入するユーザーにとってはデメリットとなります。特に、購入金額に応じた還元率が低いため、大量に購入してもそれほどポイントが貯まらないと感じることがあります。
5. ポイントの有効期限が短い
ブックライブポイントの有効期限が取得月の5ヵ月後月末日と短いため、長期間にわたってポイントを貯めたいユーザーには不便です。ポイントを計画的に利用しないと、せっかく貯めたポイントが失効してしまうことがあります。
6. 欲しいクーポンが手に入らないことがある
クーポンガチャでは、必ずしも欲しいクーポンが手に入るわけではないため、特定のクーポンを狙っているユーザーには不満が残ります。特に、高額割引のクーポンや、特定のジャンルに使えるクーポンが欲しい場合、ガチャの運に左右されることがあります。
7. 配信が遅い作品がある
ブックライブでは、作品によっては紙媒体や他社の電子書籍サービスよりも配信が遅いことがあり、最新作をすぐに読みたいユーザーからは不満の声が上がっています。特に、人気の連載漫画や話題の新刊などが他のサービスよりも遅れる場合があります。
ブックライブがおすすめな人
1. いろいろなジャンルの作品を楽しみたい
ブックライブは幅広いジャンルの作品を取り揃えているため、漫画、小説、ビジネス書、雑誌など、様々なジャンルの作品を楽しみたい人におすすめです。
2. クーポンでお得に購入したい
毎日回せるクーポンガチャでお得なクーポンが手に入るため、クーポンを利用してお得に書籍を購入したい人に向いています。
3. Vポイントを貯めたい・使いたい
ブックライブでの購入でVポイントが貯まり、次回の購入に利用できるため、普段からVポイントを貯めている人や、Vポイントを有効活用したい人に適しています。
4. 便利な本棚機能を活用したい
クラウド本棚機能を利用して、複数の端末で書籍を管理・閲覧したい人におすすめです。どの端末からでも同じ本棚を利用できるため、管理が非常に簡単です。
5. 複数の端末でログインしたい
ブックライブは、スマートフォン、タブレット、パソコンなど、複数の端末からログインして利用できます。自宅ではパソコンで、外出先ではスマートフォンで読みたいという人にぴったりです。
ブックライブが向いていない人
1. Macメインで利用したい
ブックライブのアプリは一部のMacで非対応のため、Macをメインで使っている人には向いていない可能性があります。
2. 最新刊を発売日に読みたい
作品によっては配信が遅いことがあるため、最新刊を発売日にすぐに読みたい人には不向きです。
3. Vポイントサービスを利用していない
ブックライブのポイント還元はVポイントを利用することが前提となっているため、Vポイントを利用していない人にとってはお得感が少ないかもしれません。
その他のおすすめ電子書籍サービス
1. コミックシーモア
無料作品が多く、幅広いジャンルを取り扱っています。特に無料コミックは30,000作品以上と豊富で、漫画好きにおすすめです。
2. ebookjapan
PayPayポイントが貯まり、独占配信作品も多く、PayPayユーザーにおすすめです。独自のキャンペーンも多く、お得に書籍を購入できます。
3. まんが王国
ポイント還元率が高く、無料漫画も豊富です。ゲリラクーポンや日替わりクーポンなど、お得なキャンペーンが多くあります。
4. U-NEXT
動画配信サービスも兼ねており、漫画だけでなく動画も楽しみたい方に最適です。31日間の無料トライアルもあり、気軽に試せます。
まとめ
ブックライブは、幅広いジャンルの書籍をお得に楽しめる点で多くのユーザーに支持されています。しかし、Macユーザーや最新刊をすぐに読みたいユーザーには向かない点もあります。自分の読書スタイルに合ったサービスを選びましょう。
ブックライブの主なメリット
- クーポンガチャでお得に読書
- 幅広いジャンルの取り扱い
- Vポイントが貯まる・使える
- クラウド本棚で便利な管理
- 無料作品が豊富
- 多彩な支払い方法
ブックライブの主なデメリット
- 一部のMacはアプリ非対応
- 専用端末Lideoのサービス終了
- 活字本の取り扱いが少ない
- ポイント還元率が低い
- ポイントの有効期限が短い
- 欲しいクーポンが手に入らないことがある
- 配信が遅い作品がある
ブックライブは書籍のジャンルが豊富で、漫画や小説、ビジネス書、写真集まで閲覧できます。また、無料作品やクーポンガチャでお得に読めて、購入の際はVポイントも貯まります。本棚を整理したい方や、複数端末で利用したい方にもおすすめです。
一方で、一部のMacではアプリ非対応で専用端末がサービス終了したことや、活字本の少なさ、配信の遅さに関して不満の声もあります。また、ポイントやクーポンに関しては、人によってはあまりお得にならないという評判もあります。
ブックライブがおすすめな人
- いろいろなジャンルの作品を楽しみたい
- クーポンでお得に読みたい
- Vポイントを貯めたい、使いたい
- 便利な本棚の機能を使いたい
- 複数端末でログインしたい
ブックライブが向いていない人
- Macメインで使いたい
- 最新刊を発売日に読みたい
- Vポイントサービスを利用していない
ブックライブは、幅広いジャンルの書籍をお得に楽しめる点で多くのユーザーに支持されています。しかし、Macユーザーや最新刊をすぐに読みたいユーザーには向かない点もあります。自分の読書スタイルに合ったサービスを選びましょう。