滋賀の湖南で花・見頃を無料で楽しめる施設「雨山文化運動公園」。雨山運動公園はツツジが一番有名ですけど、ソメイヨシノの桜も1000本あり見ごたえあります。滋賀県の湖南市で桜・ツツジを鑑賞出来て、更にバードウォッチングやキャンプ、もちろんスポーツも楽しめる総合運動施設です。


園内の道路脇などに計1500本のツツジが植えられていて、総合グラウンドでは、周囲を高さ20メートル、長さ200メートルにわたる斜面に敷き詰められ、まるでカーテンのように広がっているのが圧巻です。


例年並みの4月下旬から5月のGW(ゴールデンウィーク)ごろまで楽しめます。

石部宿場の里は東海道五十三次の宿場町を再現
石部のまちは、滋賀・湖南市の西部にあり、古くから東海道の要衝として人が集まり、石部町が栄えてきました。「京立ち石部泊まり」といわれ、参勤交代の大名から町人まで、多くの人が京都からの旅の疲れを石部町で癒したのです。雨山運動公園内にはその有名な石部宿を再現した建造物と歴史資料館があります。その当時の旅籠や商家、茶店があり、往時の町並みを再現。石部宿場の里は、規模は小さめですが、しっかりとした味わいのある風景で、入り口の関所を抜けると、まさに江戸時代のそのままの石部の町が出現します。一番奥に東海道石部宿歴史民俗資料館では宿場関連の資料が展示されています。


臥龍の森 ハイキングコースは実はすごい
雨山文化運動公園内にある臥龍の森は、龍が伏せた姿に見えることから名づけられ、「全国森林浴の森百選」にも選ばれています。じつは森林浴にはガン抑制効果がデータから立証されております。白血球の一種で、がん細胞を攻撃する血液中のNK(ナチュラルキラー)細胞の働きが森林浴で高まることが、近年の実験でわかりました。臥龍の森はその中での森林浴の森百選に選ばれているわけですから、ここへ来たら是非ハイキングを楽しまないと勿体ないですよ。
東海道五十三次ウォークもある
起点は江戸の日本橋、終点は京都の三条大橋の東海道五十三次を145分の1の距離で再現したウォーキングコース。実際の宿場間の距離を縮小して作られています。ウォーキングの総距離は4101.5m。江戸時代の気分でウォーキングするのも結構面白いですよ。

湖南市東海道石部宿まつり!
2021年はコロナによって開催されませんでしたけど、この石部宿場の里で10月ごろお祭りがあります。もちもちポテト、たこ焼き、フランクフルト、カレーなど、キンキンのビールも売ってたりして、人がいっぱい集まってにぎやかです。